理系大学生の忘備録

理系大学生が日常生活で気になったものをまとめます。

バターとマーガリンの違い

 よく巷でマーガリンは体に悪いからやめたほうがいいと言われているかと思います。しかし、毎朝パンにマーガリンを塗ってパンを食べてたりしますよね。筆者はパン屋さんで勤めていたことがありますが、そこの食パンに使われるのはマーガリンでした。同様に友人が働く某有名食パン専門店の食パンもマーガリンを使用してました。

 ではマーガリンは本当に体に悪いものなのでしょうか?調べてみました。

(筆者は専門的な知識を持たないためこの記事で調べまとめた内容には責任を負いません。)

 

 ・バターとマーガリンの違い

まずこの2つの違いですが、

 バター:動物性油脂(牛乳)が80%以上含まれる

 マーガリン:植物性油脂(コーン油、菜種油等)が80%以上含まれる

だそうです。栄養面に注目すると大きく違うのがビタミンAとコレステロールトランス脂肪酸。100gあたりの栄養は

 バター:ビタミンAが510μg、コレステロールが210mg

 マーガリン:ビタミンAが24μg、コレステロールが5mg

で結構違うものですね。そして気になるのがトランス脂肪酸です。マーガリンにはこのトランス脂肪酸が多く含まれているということで問題になりました。ではこのトランス脂肪酸とはどんなものなんでしょうか。

 

 ・トランス脂肪酸とは

 ざっと調べてみたところ以下のようなことがわかりました。

・食べ物から摂取する必要がない

・悪玉コレステロールを増やし、善玉コレステロールを減らす

動脈硬化を悪化させ、血管の病気を引き起こす原因となる

トランス脂肪酸についての研究は欧米の人たちを対象とするものが多い

・日本人の平均摂取量は基準値を大幅に下回っている

つまりトランス脂肪酸を取りすぎると病気のリスクになるが、日本人の多くはそこまで気にするほどのものではないということでしょう。一方で日本人はトランス脂肪酸より飽和脂肪酸の過剰摂取が問題だと言われているようです。

 

 

 ・まとめ

 マーガリンもバターも取りすぎに注意すれば問題ないかと思われます。「トランス脂肪酸が・・・!」、「コレステロールが・・・!」と言うよりは作るものによって使い分けるくらいがちょうどいいのかもしれません。今回調べた内容は以下のリンクを参考にしており、もっと知りたいという方のためにリンクを載せておきます。

 

全体的にまとまった情報が載っている

http://mikakukyokai.net/2015/03/04/butter/

日本乳業協会のQ&A

http://www.nyukyou.jp/cgi/dairy/index.cgi?rm=result_bk&bk_id=434

健康面について ポストセブン

https://www.news-postseven.com/archives/20190301_877681.html

日常で役立つ違いと料理についての知識はこちら

https://cookpad.com/cooking_basics/11556